[Tableau]表示列とは異なる列をキーにしたソート
こんにちは。遅れてきたAWS新人、@yokatsukiです。 最近Tableau Desktopの講習を受講したのですが、その時のトピックを備忘録がてらご紹介します。
データのソートを行う際に、ソートしたい列とは別の列をソートキーにしたい、ということがままあります。都道府県のデータなどはその代表だと思います。
下図のようにデータを都道府県コード順に並べたい、だけど都道府県コードは表示したくないという場合の対処法を紹介します。
今回ツールはTableau Desktop Version 8.2 for Windowsを使用しました。
準備
もうお馴染みになりつつあるSuperstore Sales日本語版を使用します。Tableau社のページから、xlsファイルをダウンロードして下さい。
ダウンロードしたSample - Superstore Sales Japan.xlsxをTableau Desktop内で開き、今回はPrefectureを選択します。 Prefectureシートには、都道府県名を表すPrefecture列と、都道府県コードISO列、それに人口を表すPopulation列を含んでいます。
操作
今回は、都道府県コード順に各都道府県の人口を表示します。 ディメンションから県名表示Prefectureを行シェルフにドラッグ&ドロップします。
メジャーから人口Populationを列シェルフにドラッグ&ドロップします。
Prefecture列でソートアイコンをクリックしてソートしてみます。 当然ですが、Prefecture列はアルファベット順にソートされ、都道府県コード順にはソートされません。
そこで、都道府県コードを追加します。 ディメンションから都道府県コードISOを行シェルフのPrefectureの左側にドラッグ&ドロップします。
ISO列でソートアイコンをクリックしてソートしてみます。 今度は、都道府県コード順にソートされました。しかし、都道府県コードの表示が不要です。
グラフ表示から不要なISO列を削除するには、行シェルフのISOを右クリックして、ヘッダーの表示チェックを外します(チェックは最初からついています)
これで、希望の都道府県コード順に並んだグラフを作成することができました。
まとめ
都道府県名を都道府県コード順に並べる操作を通して、表示列とは異なる列をキーにしたソートの方法を紹介しました。非常に基本的な事項でしたが、
- 郵便番号順に
- 部門ID順に
- 社員番号順に
など、似た例は沢山あると思いますので、是非活用してください!
おまけ
先日実施された第19回Creators MeetUpで、Tableau Desktopの紹介を行いました。その時の動画がアップされたのでこちらに紹介致します。Tableauが動作している姿を見ることができるのでこちらもご参考になさってください。
[SWF]https://www.youtube.com/watch?v=tENou3gwoYo&index=1&list=PLeC9etN3ZPTNYVtwsZXQ6l-7xV64bsZgu,640,360[/SWF]